ダウン症児ときょうだいのあれこれ
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発達診断、昨日の続きです。
(2) 描画テスト(HTPPテスト) これは、投影法による人格テストとの位置づけのようです。 「『感情・欲求・葛藤を言語化するのが苦手なクライアント』や『無意識領域への抑圧や否認の防衛があるクライアント』に適した人格検査」だそうです(引用元:総合心理相談) 『HTPP』というのは、家(HOUSE)、木(TREE)、人(PERSON)であり、「P」が二つあるのは、「人」を描いたのち、「初めに描かれた人とは別の性の人」をさらに描かせるところから HTPP とPが二つ続きます。 検査の方法は、「家」→「木」→「人」→「人」と順番に描かせて、それをもとに被験者に質問・会話をすることによって「被験者の言語表現・自由連想を引き出していく」のだそうです。 描かれた絵そのものやその絵の形状の他、用紙上のどの位置に描かれているか、によっても心理状態を解釈されるようです。 で、息子の場合。 「家」と「木」が・・・。 な、なんと、「ポケモンの僕の家」と「ポケモンの木」を描いたそうで…(@_@;) 「家」は小さな三角屋根の家とその脇にポケモンボール、 「木」は細長い針葉樹のシルエットのような絵を描きました。 これ、検査官はポケモンの名前を知ってはいてもポケモンの世界観はご存じありません。 私も実際にゲームをしているわけではないので、長男の描いた絵がどの程度再現されているかわかりませんが。 ただ、これで「心理を推察」されるとなると・・・いいのかな?って気もしなくもないのですが・・・いいのかな? 「人」の絵は、初めの人物画に対しては検査官の女性だと言っていました。 でも年齢は「12歳くらい」と。(どちらかといえば私より年配の検査官でしたが・・・f^^;) 自分よりも上の歳っていう意味でしょうかね。 で、もう一人、上記の絵とは「別の性別の人」に関しては、「僕」といって「11歳」と続けていました。 検査の結果--解釈では。(細かい部分は省略します) *家は窓はあるが家のバランスは不安定で形がゆがんでいる。 *気は太い幹の堂々とした木だが、幹と根のみで枝や樹幹がない。紙の上の位置に描くのは空想の世界への逃避か。 *全ての絵を「好き」というのは、素晴らしいこと。性格が穏やかで周囲の理解や支援もあたたかいのではないか。 *(両方の性の人物画に差が見られないことから)Gender(性)の同一性は男性が確立されていない。男女とも髪の毛が無い。上半身は描けているが、下半身がゆがんでいる。 ということが記されていました。 「木」の絵に関しては、もともとポケモンという空想の世界の絵なので・・・長男の思い出した絵が、枝が広がり葉が茂ったいわゆるよくある木の絵じゃない場合、ちょっと違う結果の様な気もしますが・・・。 こういった絵を描いたからどうだ、という話はなかったので、まぁ、ざっくりとした長男の性格の傾向を見たっという感じなのでしょうか。 人物画の精神年齢は6歳8ヶ月だそうです。 う~ん。 ダウン症は実年齢の半分の精神年齢だというので、11歳の現在、まぁ、妥当なセン といった類なんでしょうかね…。 家で書いている絵はもう少しマシな絵なんだけどなぁ・・・っていうのは親のひいき目?! ↓↓ランキングに参加しています。 ↓↓応援よろしくお願い致します。 ![]() ![]() スポンサーサイト
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Author:春蝉
43歳で長男(ダウン症児)を、翌年次男(健常児)を出産しました。
現在小学校高学年、年子の男児の育児に奮闘中です。
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