ダウン症のぬいぐるみ
長男のこころの友。
シモンK
名前は「シモンK」

数年前、長男と次男、同じものを購入したのですが、それぞれ自分のものがわかるように、それぞれのイニシャルを胸に刺繍しました。

長男は半年ほど前から、自分のベッドに置いているこのシモンKに、その日に合った出来事や学校で有ったこと(特に叱られたこと)や、親には内緒のことなどを語りかけています。

初めは入眠儀式のようなものだったのですが、最近は私に叱られた後など、自分のベッドに逃げ込みシモンKに心の内を打ち明けて慰めてもらっているようです。(過去記事



先日の、献立でひと悶着の日。


機嫌が直った長男に、ひとつ、ずっと前から私が気になっていたことを訊いてみました。




「ねぇ、ダウン症の人って、(お互いに)頭の中だけでお話しできるの?」 と。


何故って、町で知らないダウン症の人とすれ違ったりであったりした時、何となくお互いに何か感じているような気がするので・・・。




初め、長男は頷きました。


「そうなの? 本当にダウン症の人同士では、お喋りしなくても考えていることわかるの?」

もし、そうだったらすごい能力ですよね?!


残念ながら、初めの「うん。」は、私の言っている意味がよく解らなかった模様。


ゆっくりと具体的に例えば

「**くんと声を出さないでお話しできるの?」

と聞いてみると。


にやっと笑って、首を振りました。


さすがに、無理でしたか。

残念 (^_^;)


でも、その後すぐに。

「シモンKだけできる。」と。


それはそうでしょう。

「シモンKはぬいぐるみだからね。」という私に。


シモンKはダウン症なの。」と、長男。


「?!」 「シモンKはダウン症なの?!」 

と聞くと、はっきりと。


そう。僕と同じ。」 と、にっこり。


初めてわかりました。


長男にとって、シモンKは「じぶんと仲間のダウン症」だったのです。


考えてみれば、家族4人の中で長男だけがダウン症持ち。


そこの違い、彼自身わかっているからこそ、なんでも打ち明けられる「同志シモンK」の存在。


そうか。

そうだったのか。



その日、寝る時に長男にむぎゅ~。

すると、「ちょっと待って。」といってシモンKも差し出す長男。

シモンKもむぎゅ~して、「シモンK、○○(長男)をよろしくね。」



そしてその後日談。

長男を前にして、主人に「シモンKってダウン症なんだって。」と伝えると。

続けて長男が「『クマール』もだよ。」と。
DSC_0409 (1)
向かって右側がクマール。

そうか。

長男のぬいぐるみは、みんな長男と同じ「ダウン症持ち」だったんだね。

仲間がいて、いいね。








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[2015/07/16 09:21] 思春期 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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いらっしゃいませ

プロフィール

春蝉

Author:春蝉
43歳で長男(ダウン症児)を、翌年次男(健常児)を出産しました。
現在小学校高学年、年子の男児の育児に奮闘中です。

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