性教育講演会
受精卵
これ、何だかわかりますか?

先日、地域の保健所が主催する講演会(講習会?)が、ダウン症の親の会でありました。

「思春期を迎える子供へのかかわり方を考える―性衝動・性行動を理解し、親としての対応を学ぶ」

後半部分の題は私には結構衝撃的なフレーズだったので、申し込んで行ってみました。


で。

先ほどの写真。

その場で配られたものです。

色画用紙に針で穴をあけたもの。

「受精卵の大きさ」

だそうです。


講演会は、現職の中学校の先生がいらして、現在中学でパワーポイントを使って行われている性教育の授業を2コマ分再現してくださいました。

結論から言うと。

衝撃的なのは題名だけでした。
私自身は改めて性教育を受けた世代ではないので、これから思春期を迎える子供の親としてはそれなりに勉強になりました。

ただ、障がい児・者における「性衝動・性行動」に関する講習会かとも思って参加したのですが、普通学級向けの内容でしたので一般論でした。

当然、講演会終了後の質疑応答で次々出される「知的障害児の思春期の性」の質問に対しても「どうなんでしょうね…。」「(人前での行動など)ダメなものは、繰り返し言い続けるしかないでしょうね…。」と、聴講者の疑問・不安に対しては残念ながら満足いくアドバイスは得られないものでした。

講演会の主旨としては。

現状の日本では、性産業的な興味本位のものが氾濫している。

性に対して興味を持ち始める思春期の子ども達がまず触れるのがそのような情報だと、性に対して間違った認識を持ちかねない。

まず身近にいる親が、タブー視された性の話題に対して、「ヒトとして」「生殖の問題として」性を正しく認識し理解しておくことが必要。

また、子ども達が自分の身体を素晴らしいものという認識を持つということが自己肯定感を高める。
(性を興味本位に捉えて小遣い稼ぎの為の売買春などで自分を貶めない)

というようなものでした。

「親の心構えが大事」という点、そして子どもが性産業に飲み込まれないようにするという点では確かに納得できるものでした。


デモ授業の内容は。

第1部は、排卵や射精といった男女の性の違いや働きから始まり、受精卵ができるまで。
また、その受精卵が子宮に着床し、母体内の胎児の映像などを交えながら、赤ちゃんとなってこの世に生を受けるまで。
などが具体的な数値を交えながら進められていました。
(受精卵になるまでが1/3億、それが着床するのはさらにその50%でしかない)
そして、人種によって見た目は変わっていても「同じ」なんだ。
ということで締めくくられていました。

第2部は、思春期以降は親でもプライベートパーツ(性器)は触らせない(それほど自分の体は大事)ということや性行為によってもたらされる二つのリスク(性感染症・予期せぬ妊娠)についての内容でした。
予期せぬ妊娠・貧困・暴力の世代関連鎖についても言及されていました。

公立中学全てでこの授業が行われているわけではなさそうでしたが、今の時代を反映しているものなんでしょう。
地域の問題もあるかもしれません。

健常児の次男には、こういう授業を学校で聞いてくるのも必要かもしれないと思いました。


全体を通して感じたことは。

まず、着床する受精卵が6億分の1でしかない中で、その中でも更に頑張って頑張って生き残ってこの世に生れ出てきたのがダウン症を持つ子ども達だと思うと、とっても愛おしくなりました。(というか、「すごいね、長男!」という感じ。)

また、一方で今の世の中、知的に後れを持つ子ども達については、性犯罪の加害者にも被害者にもなりうる訳で。

その辺を「どう子どもに伝えるか」は、結局は親にかかってくるようで、まだまだ課題なんだな・・・と。

先生にはせめて1部の授業で、人種による差異だけではなく、染色体や遺伝子など、様々な差異をもってこの世に生を受けても、どの命も貴重な命であることを強調してもらいたいと思いました。


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春蝉

Author:春蝉
43歳で長男(ダウン症児)を、翌年次男(健常児)を出産しました。
現在小学校高学年、年子の男児の育児に奮闘中です。

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