親にはわからない覚悟
こんにちは。
おいでくださりありがとうございます。

過去の話ばかりが続いて申し訳ないですが。

この話は次男と私の間に実際にあった会話ですが、正直なところダウン症持ちの方の立場からすると差別的な表現が含まれています。

決して、差別をするつもりではないということと、その表現は子ども(次男)の素直な心から発せられたということをご理解いただきたいと同時に、そういったことに神経質な方はお読みにならない事をお薦め致します。
申し訳ないですが、この記事によって不快な思いをされたとしても責任は取りかねますのでご了承ください。

予め記しておきますが、私がこの記事で書きたいことは、幼いながらも身につけた「きょうだい児の覚悟」についてです。

きょうだい児のいらっしゃる方、また、これからご兄弟を作ろうかと考えていらっしゃる方に少しでも参考になれば、と考え敢えて記事にいたします。



子ども達を連れて外出した時の話です。



前方から、中年(?)のダウン症っぽい男の人が歩いてくるのとすれ違いました。

丁度その時は次男と私が並んで歩いていて、長男はそれより二・三歩後ろを一人で歩いていました。


で。

その男性とすれ違った後。

「○○(長男)のお仲間の人かな。」 と私。

「そうじゃない。」と次男。

「僕、だんだん顔見てわかるようになってきたよ。」と。


そして。(ここからが本題)


「これからさぁ、友達とかと歩いていて、友達が『前からヘンな人が歩いてくるよ』とかいわれて、『そ、それ、僕のお兄さんなんだけど・・・。』ってなりそうだよね。」 と。


だから「嫌だ」とか、どう対応するかとか、そういった話はありませんでした。



多分、単純にそういうことが「起こりそうだ」という予測をしている、ということなのだと思います。


ただ、そういったことを既に想定して考えている次男に少なからず心を打たれました。


親からしてみれば、ダウン症を持って生まれてきた子供も、そうでない子どもも同じようにかわいい子どもでしかありません。


差別的なことを言われたら「即、頭に血が昇る」、抗議をしたくなる。

つまり、ある意味 客観的な発想ができないとも言えます。


今回の次男の発言に。

あらためて「きょうだい児の置かれている環境」というものを思い知らされました。


次男は次男なりに、近い将来に起こりうることを小学校5年生にして既に考えているのだということ。


情けないことに、それに対して正直なところ親として私がどう対応するのが正しいのか、まだわからないです。



これから先。

現実にはそういうことが起らないかもしれません。

また、起こったからと言って次男が私に告げるかどうかもわかりません。



ただ、ただ、きょうだい児ってすごいな


そんなことを思った出来事でした。






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[2015/05/06 09:00] 「きょうだい」の気持ち | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
まだまだ続く過去記事
プレイセラピーの話ばかりですいません。

これは、5回目あたり。 

プレイセラピーに通いだして3ヶ月ほど経った頃の記事です。

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昨日のカウンセリング報告です。

カウンセリングに行く道すがら。

「僕ね、幼稚園の時、お母さんは僕のことを嫌いだと思っていた。」といった次男。


その話を心理士さんにしました。

すると、その時の次男の様子を聞かれました。


軽い感じ、過去の話になっている感じだということを伝えると、次男が素直な気持ちを言えるようになったのは進歩だということでした。


その時の会話を詳しく聞かれて思い出したのが、以下の会話。


「お母さんは、僕の気持ちはわからないでしょ。」

「そんなことないよ。お母さんもおばあちゃん(私の母)から嫌われていると思っていたことあるよ。おじさん(私の弟)のことばっかりかわいがってさ~、って思っていたよ。」

「だからさ、△△(次男)の、○○(長男)ばっかりって思う気持ちもわかるし、子どもの頃のお母さんはさみしかったから、△△にそんな気持ちになって欲しくないからカウンセリングに行ってるんだよ。」


このような会話が続いたことを伝えると心理士さんからは、

「カウンセリングに来ることが、△△くんのチックの為だけではないというニュアンスが含まれているのでいい答えだと思いますよ。」

と言っていただくことができました。


つまり、今カウンセリングに通っているのが、

「次男が原因で、その為に通っている」というのではなく、母子共に両方の問題として通っている、
というのが良かったそうです。


そこまで考えていたわけではないのですが・・・(汗)

結果的には良かったようです。


それと。

カウンセリングに向かう道すがら、次男は「20歳になったらお母さんと結婚する~♡」と言ってくれました。

かわいい~!!(*^o^*)

3年生でまだこの発想はどうかと思うけど、すごく嬉しい!!


ということがあったことも心理士さんに話しました。


次男が素直な気持ちをそのまま出せるようになってきたこと。

それによって私自身も素直な気持ちになります。


「嫌われていると思って」いた幼稚園位の頃は、

きっといろいろな気持ちを押さえて外に出さないでいたのでしょう。

と言われました。


こちらにそんなつもりが無かったにしろ、小さな次男にそんな思いをずっとさせてきたこと、小さな心の痛みを考えると切ないです


次男が「何か変わった」こと。

それは、私も「何か変わった」からかもしれません。


というのも、心理士さんと話をしていて自分が何だか今までより穏やかな気がしたからです。

その理由は。
実ははっきりしています。

先週、「お母さんの夏休み」を取ったからです。
そのお話は、また別の機会に・・・。







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[2015/03/23 09:42] 「きょうだい」の気持ち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
プレイセラピー過去記事(2)
次男が通ったプレイセラピーの過去記事を再録します。

これは第3回目のプレイセラピーの時の記事です。

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次男の為のカウンセリング。

その3回目が先週ありました。

カウンセリングと言っても、次男は担当の先生と遊んでいるだけです。

一緒に遊んで、距離を縮めて、そして次男が何か、心の中のものを吐き出せればそれでよし、吐き出さなくても長い目で見て寄り添ってくださる…のだそうです。

次男は、毎回楽しみにしています。

なので、今のところ特に問題に見えるところも無く。


一方私の方は。

まず先月のセラピー中の次男の様子を聞きました。

「ゲームで子どもらしい、おズルもしていたようです。」とのこと。

それが本来の子どもらしい姿らしいので、そのままでよいそうです。

そういうことが出せるようになったことが、前進なようです。


私の方から最近の様子で伝えたことは、「汚い言葉、乱暴な言葉」があります。

小学3年生ともなれば、生意気にもなり、理屈っぽくもなり、本当に頭にくるような言い方をしてきます。

つい頭ごなしに滅茶苦茶キツく叱っていたのですが…。

 そのやり方はNG でした(><)


というのも。

段々と安心してきたので荒い口調、悪い言葉になる」のだとか。

そこを押さえつけると、また元の殻に閉じこもってしまうそう。

親として、ムカつくかもしれないけれど、そこは我慢して

「お母さん、そういう風に言われると嫌だな。」

とか、やんわりとこちらの気持ちを言うのがいいそうです。

---ううっ、私にはそれは至難の技だわ~~~(- -;) 


他に。

日々の生活で私のストレスや愚痴を次男に言っていないか。

---言ってます、言ってます。つい。

なんせ一番よく話し、頼りになるのが次男なので。

実はパパを相手にするのは何かと不都合が…(-_-;)

とはいえ、そう言うことは次男にとって負担になるので、
「お母さんは、どこか別なところで発散できる場を作った方がいいでしょう。」
と言われてしまいました。

うーん。
結局は、私なのね…。なかなか前途多難。










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[2015/03/22 09:19] 「きょうだい」の気持ち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
プレイセラピーの過去記事
ここのところ次男がらみの記事ばかりですいません。

プレイセラピーが始まった頃の記事の再録です。

当時のことは、今となっては忘れてしまっていて再度読み直して記憶がよみがえってきた、という感じです。

これは2回目のセラピーの記録。

当時は、まだ月2回ではなく、様子を見ながらの3週間~4週間に一度のタイミングでした。

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昨日は次男のカウンセリングの日でした。
今回は、予約日の関係で長男も一緒でした。
といっても、カウンセラーさんと遊ぶのは次男だけ。
長男は、私の方の心理士さんと面談のお部屋で待機です。

いつも通り、この1ヶ月の家での様子などを話します。

この1ヶ月にあったこと。

つい何の記録もせずに行ってしまうので、毎回思い出しながらの話になってしまいます。

今回は、夏休み中のお出かけの話からになりました。

その1.
いろんなところに出かけたわけですが。

次男は、電車に乗ると急に甘えだします。

立っているときは、べったりともたれかかってきます。
ときには私の胸を触ったりします。
小さい赤ちゃんなら、おっぱいを触られても微笑ましいですが、
さすがに身長130cm近い子が触るというのは、私も他人の目が気になります。
また、座っているときは、膝に座りたがったりします。

私の対応は。
あまり暑苦しく抱きついてくるときは、つい「暑いからあっちいって!」と言ってしまいます。
胸を触ることに対しては、きつく「やめなさい!」と言います。
膝に座ってくるのは、込み具合にもよりますが、抱っこしてあげたりします。

その2.
旅行でいつも行くホテルで、今回「小学校3年生以上のお子さんは、性別通りの湯に入ってください」というような立札が立つようになりました。
まだまだ私と一緒に入りたがっていたのですが、そんな年ごろになってしまったのかと思いつつ、本人を説得して男湯に行ってもらいました。
確かにそろそろ性差も出てくる年ごろ、学校でも保健の授業で男女の違いなど学ぶ時期に来ています。

その辺の扱いと甘やかし方との対応はどうしたらいいのか。

その3.
ダウン症の会にて。
小さい赤ちゃんを私が抱っこしていたら、次男がすかさず寄ってきて私に抱っこしてもらいたがりました。
つまり、小さいよその赤ちゃんに対しても焼もちを妬きました。
そして、その後30分ぐらいは、ずっと私が抱っこもしくはおんぶをしてあげました。


⇒心理士さんから

思ったより早く、自分の感情を出せるようになっている。

その1に対して。
外で甘えるのは、他人に甘えられることを見てもらいたい気持ちがあるのでは。
出来る範囲でむぎゅうっとしてあげていい。
胸を触ったりすることに関しては、口頭で既に大きいのだから外でそのような行動をするのは「お母さんも恥ずかしいからやめて」と伝えれば理解できる筈。

更に、電車での甘えは、父親がいる時かいない時か?と訊かれました。

思い返すと、父親がいて、長男が父親、次男が私、というように2組に別れられる場合に起こっています。
昨日のように、長男と次男と私、という場合では甘えずにしっかりしていることに気付きました。

つまり、次男は無意識か意識的にかは不明ですが、

私と二人になれる状態の時に甘えてきていたのです。

そして、長男もいる3人の時には、

しっかりしている

ということが新たにわかりました。

なんだか、きょうだい児のせつなさを感じてしまいました・・・。

その2に対して。
ケースバイケースで考えるしかない。
心理的にはまだスキンシップを必要としているので、長男が寝た後とかにむぎゅうっとしてあげられるといい、とのこと。

その3に対して。
これも1と同じ。でも甘えたい気持ちを出せたのは進歩。


やはり、第3者(心理士さん)のもとに自分の行動を振り返ってみると見えてくるものがあります。






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[2015/03/21 09:23] 「きょうだい」の気持ち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
プレイセラピーを振り返って
こんにちは。
おいでくださりありがとうございます。


昨日、プレイセラピーを始めた2年前は、私自身がかなり辛かったのだと思う、と書きましたが。


当時、主人がパワハラで職を失っており、そういうストレスも実はありました。

すっかり自信を無くして気鬱になっている主人が毎日家にいて。

本来ならば対等の話し相手になる筈の「オトナ」である主人が、実は私が「ケアをしなくてはならない」側にいること。

「大丈夫、何とかなるよ。」と言いつつ、実はものすごく生活が、将来が不安でした。


でも、それを訴える相手もいなくて。(なかなかママ友にも話せませんしね。両親じゃ心配しちゃうし。)



次男は、「言語能力が実年齢以上に優れている」そうです。
今まで何度か受けた発達診断で毎度指摘されていました。(先日の検査では18歳程度の問題で初めて誤解答だったそうです)

そんな背景もあり、普段の会話では次男は家族の中で「『一番まとも』に話を理解できる人」の位置になってしまっていました。

私の中では、次男は相談相手、でもあったのです。

だからこちらの期待に沿わないと一層腹が立ったり。

子ども同士のちょっとした喧嘩でも、必要以上に怒りが爆発していた気がします。

そして、ただ「お母さん怒った」と感じる長男とは違って、次男は「きっとお母さんは僕が嫌いなんだ。全部僕のせいだ」と感じていたりした訳で。


当時、私自身も怒ると感情が爆発してしまってどうにもならないな、と感じてはいたけれど、どうしていいかわかりませんでした。

「私を怒らせないで!」って思うくらいで。


セラピーで分かったことは、私自身が自分の感情を捻じ曲げて捉えていた、ということです。

自分が「今『イヤだ』って思っているということを素直に出していいんだよ」、という、そんな当たり前な事が出来ていないということに気付いていませんでした。

何となく、「お母さんは家族みんなの為に我慢して、頑張るもの」って自分で自分を縛っていたようです。

結局はそれが家族(というか次男)に跳ね返っていた訳ですが。


そんな意味で、チックと診断されてプレイセラピーに通いだしたことは、次男だけではなく、寧ろ私自身にとってすごく大事なことでした。


因みに・・・。


頑張らなくなった分だけ、食事の献立が一品減っていたり掃除してなかったり・・・と日常がかなりいい加減になってしまってますが・・・(^^;)

でも、前より笑って過ごせているかな・・・。


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[2015/03/20 11:13] 「きょうだい」の気持ち | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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いらっしゃいませ

プロフィール

春蝉

Author:春蝉
43歳で長男(ダウン症児)を、翌年次男(健常児)を出産しました。
現在小学校高学年、年子の男児の育児に奮闘中です。

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